株式会社ウェルクス様

徹底したユーザーファースト視点で数多くのABテストを実施。
ABテストの固定概念を打破する施策で改善率850%のテストをはじめ、多数の改善実績を誇る。

株式会社ウェルクスについて
「プロフェッショナルなスキルを通じて社会の問題を解決する」という企業理念のもと、2013年4月に設立された。保育士・幼稚園教諭、介護業界、栄養士などの専門転職支援サービスを実施しており、2015年には、認知症に関する情報サイト「認知症ONLINE」や、障がい児の療育を行う放課後等デイサービス「STEP」の運営もスタート。日本が抱えるさまざまな社会問題に対して、事業を通じて社会の課題解決に挑んでいる。

ABテスト事例

驚異の改善率850%を達成したテスト事例
test image

ABテスト前

・元のLPは、記事コンテンツによる登録意欲喚起を目的とした縦に長いページになっており、記事コンテンツと登録フォームが同じページ内にあった。

・登録フォームも縦長で、最初の方だけ入力するものの途中で離脱するユーザーが多 かった。

・ヒートマップを利用して分析したところ、記事コンテンツがあまり見られておらず登録フォームに辿り着く前に離脱しているユーザーも多いことが判明。

ABテスト後

・あまり読まれていないコンテンツを思い切って省き、登録フォームへ辿り着きやすくした。

・登録フォームを縦長型からステップ型に変更することで、入力の行動に移してもらいやすくした。

・数値が圧倒的に改善し、CVRは8倍以上にもなった。

テストに至る過程と結果

以前のLPは、縦に長いページであった。長いページの中にコンテンツがいくつか設けてあり、ページの下の方に登録用のフォームが存在するという構成であった。LPの見直しを行っている際に、ページが長い上、フォームも縦に長い作りになっていたため、ユーザーに対して「入力するのが面倒だな」と思わせてしまっているのではないか、と考えた。それを確かめるために、ヒートマップを利用したところ、

①ページ内のコンテンツが途中までしか読まれていない

②フォームに辿りついても、フォームの最初の方だけ入力して、
そのまま離脱しているユーザーが多い、

という2つの事実がわかった。
「コンテンツが読まれていない」「フォーム(ページ)が長い」という2つの事実から仮説を立てた。

・あまり読まれていないコンテンツは思い切って省いてしまったほうが、フォームの入力箇所まで辿り着きやすくなるのではないか。

・複数のステップに分けたフォームのほうが、ユーザーに対して「面倒」という感情を抱かせにくく、よりスムーズに入力を進めてくれるのではないか。

こうして、事前に立てた仮説を元に

①コンテンツを減らしてLPを短くする
②フォームをステップ型に変更する

というテストを実施。

結果は、テストパターンの圧勝。改善率は
驚異の850%

ほんの小さな変化で改善率150%を生みだしたABテスト事例
test image

ABテスト前

CTAボタンの文言やコンテンツの項目は、別のサイトで利用しているテンプレートのものをそのまま使っていた。

・別サイトのテンプレートを利用していたため、職種に対する最適化がされていない状態であった。

・結果、ユーザーのニーズと訴求が合致していないものがあり、各指標に改善の余地があった。

ABテスト後

・現場のキャリアアドバイザー社員の声やリサーチを元に、CTAの文言やコンテンツの見出しを変更。

・利用するユーザーの職種別にページの最適化を行う。

・結果、ユーザーの真のニーズに合致した訴求に成功し、改善率150%を達成。

テストに至る過程と結果

ウェルクスでは、ケアマネジャーや介護職の求人を紹介している「介護のお仕事」のほか、介護士や保育士、調理師の方などを対象にした人材系サービスを多数展開している。サービスごとにターゲットは違っていても、それぞれのサイトの構成は基本的に同じであったため、ページ内のCTAボタンの文言やコンテンツの項目もサービスごとに最適化されていない状態であった。

サービスの改善に向けて、転職を希望する求職者と日々接しているキャリアアドバイザー社員の声を拾ったり、リサーチを進めたところ、介護職は、職場の「雰囲気」や「人間関係」といった情緒的な要素を重視するのに対して、ケアマネジャーは職場の「人員体制」などの仕事を進めるうえでの「機能面での要素」を重視する傾向があり、同じ介護業界であっても職種によって得たい情報のニーズが違っていることがわかった。

こうした現場での声やインターネット上で集めた声を元にテスト案を作成。

 CTAボタンの文言を「人間関係」から「人員体制」に変更
②コンテンツのタイトルを「職場の雰囲気を知る」から「職場の情報を知る」に変更

結果は、改善率150と大成功を収める

担当者コメント

profile photo

マーケティング事業本部
人材事業部商品設計チーム チーム長
室谷 良平様

”「成果につながるデザイン」とは、たとえばですが「ビールを3杯くらい飲んだ状態」でも、ユーザーが真に求めているものを迷うことなく見つけることができ、コンバージョンまで快適に操作を続けられること、つまり「脳に負担がかからずに目的を果たせるデザイン」であると考えています。”
profile photo

マーケティング事業本部
人材事業部 商品設計チーム ディレクター
朝山 高至様

”新卒の私がABテストを始めた当初は『ABテストって何をやればいいの?』という状況でしたが、ユーザーファーストの視点を意識した仮説検証を繰り返していくことで、今では勝ちパターンが蓄積できて精度の高いテストを実施できるようになりました。 現在のテスト成功率は70%くらいにまで上がっています。”

テストの振り返り

VWO導入以降、ABテストのPDCAを高速に回すことに成功した。

それを可能にしているのが、専門的な知識を要しなくても簡単にUI,UXの変更を行えるABテストツールならではの機能のおかげである。同社では、1つのサイトにつき月に3~4回のテストを実施している。

複数の専門転職支援サービスを運営していることから、VWOのサブアカウント機能や社内SNSなどもうまく活用し、サイトの運営者同士がテスト成功事例などの情報を共有しあい、ノウハウの蓄積をしてきた。その結果、ABテストの成功率は飛躍的に伸びている。インタビューの中で、お二人の口からよく聞かれたのが「情報の共有」「成功事例の横展開」であった。

ABテストを行うにあたって、仮説の質やテスト内容の良し悪しはもちろん重要な要素ではあるが、ウェルクスのようにインハウスでマーケティングを推進している会社では、積極的な社内での情報の共有やスピーディーな成功事例の横展開が同じくらい重要な要素になるのだ、と改めて気づかされた。

また、同社がABテストを実施する際に常に意識しているのが徹底した「ユーザーファーストの視点」だ。ヒートマップから得られたユーザーインサイトや、営業部門や各種リサーチから実際に得られたユーザーの声を汲み取り、そこから施策を考え、テスト案に反映させる。

「ユーザーファースト」を徹底することはなかなか難しい。人は先入観や思い込みを持ってしまう傾向がある。その先入観や思い込みを捨て、ユーザーの声にしっかりと耳を傾け理解し、そして仮説を作りそれを検証していく。それこそが真の「ユーザーファースト」であろう。

今回の事例では、どこかしらを大幅に変更したわけではない。「ABテストって、もっと画像を大胆に変更したり、ヘッダーを削除したりインパクトが大きそうなことをやってこそなのではないのか?」と思われる方も多いかもしれない。しかし、それは決して正しいとは言えない。たとえ、ある1要素の小さな変更だろうと、それが「ユーザーファースト」の考えに沿っていれば、本事例のように大きな改善結果が期待できるのだ。

今回のテスト事例では、それを証明したものであったと言えるだろう。

今後も積極的にABテストを実施し、多くの成功事例を作りあげていくであろうウェルクスに今後も注目していきたい。

Company Profile

company logo

株式会社ウェルクス

本社 〒130-0026

東京都墨田区両国1-12-8
両国ミハマビル2F

代表者 代表取締役  三谷卓也
設立 2013年4月23日
事業内容 ●保育士、幼稚園教諭に特化した転職支援サービス
●保育業界に特化した求人広告サービス
●リハビリ職専門の転職支援サービス
●介護業界に特化した転職支援サービス
●栄養士に特化した転職支援サービス
●調理師・シェフに特化した転職支援サービス
●治療家に特化した転職支援サービス
●放課後等デイサービスSTEP
●メディア運営
ホームページ https://welks.co.jp/

その他の実績

  • case-logo